目の下のクマの種類?原因も違う?
ひとことでクマと言っても、目の下のクマにはいろいろな種類があることをご存知ですか?
それぞれのクマによって症状や原因が異なりますので、きちんとケアするためにも、自分はどのタイプのクマかを知っておくと良いかもしれません。
「茶グマ」の原因は色素沈着
もし目の下のクマが茶色っぽいと感じたら、それは「茶グマ」かもしれません。
茶グマは主に色素沈着が原因で発生します。加齢やストレスによって肌のターンオーバーが乱れると、私たちの皮膚は古い角質を上手くはがし落とせなくなります。
すると目の下の皮膚に古いメラニン色素が沈着してしまい、どんどんその量が蓄積されていきます。これが黒く目立つようになると茶グマになります。
普段から濃いメイクをしている人も茶グマに要注意です。きちんとメイクを落とすことができずメイクの色素が肌に沈着してしまったり、無理に落とそうと強くこすったりすると、その刺激によって目の周辺に色素沈着が起こってしまうことがあります。
血行不良が原因で発生する「青グマ」
目の周辺に青っぽいクマができていると悩んでいる人は、血行不良が原因で起こる「青グマ」かもしれません。パソコンの長時間使用で目が疲れていたり、睡眠不足だったり、全身が冷えていたりすると、目の周辺の血行不良が起こります。血流が悪く酸素不足で黒ずんだ血液が、皮膚の下から青白く透けて見えてしまう状態です。
青グマの改善法は血行を良くすることです。目の周辺を優しくマッサージしたり、ホットタオルで目を温めたりして血行の改善を試してみることをおすすめします。
皮膚がたるんで発生する「黒グマ」
茶グマや青グマに加えて、「黒グマ」という種類もあります。目の下のくぼみに影ができることで、クマのように見えている状態です。
目の下のくぼみは生まれつきの場合もありますし、加齢により皮膚のたるみや目の周りがやせてしまうケースなども考えられます。加齢による場合は、目の下にある眼窩脂肪という眼球を支える筋力が衰え下の方にせり出してたるみ、目袋となり、それがくぼんで影ができてしまいます。
黒グマの場合は、加齢によるたるみを改善するためにリフトアップマッサージや目の周りの筋肉を鍛えるエクササイズでケアできる場合があります。
クマの種類を知ってより効果的なケアを!
自分のクマのタイプを知ったうえで日ごろからクマ予防を意識した生活を心がけ、より効果的なケアを行うようにしましょう。
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