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アイシャドウを塗っている画像

週末のお出かけやちょっとした集まりに、普段どおりのメイクで行くのはつまらない。そんなとき、いつもと違う表情になる立体感メイクを試してみてはいかが? ちょっとしたコツを取り入れるだけで、外国人風の顔立ちにググっと近づきます。 顔に立体感を出すメイクでは、シャドウやハイライトで彫りのある表情を作るのはもちろん、やっぱり目元が重要です。グラデーションを入れて目元を立体的に見せれば、新たな自分を演出できるはず。今回は、立体感のあるメイクのポイントについて、くわしくご紹介します!

シャドウやハイライトを使ってベースに立体感を出す

頬骨や鼻が低めの日本人の顔は、どうしてものっぺりとした印象を与えがち。欧米人のような彫りの深い顔立ちとは対照的です。そのぶん、年を重ねても若々しく見えるというメリットはありますが、子どもっぽく見えてしまうのも事実。 そこでオススメなのが、立体感を出すメイクです。凹凸によってできる陰影をメイクで作ることで、グッと大人っぽい印象を与えられます。ベースメイクをするとき、シャドウやハイライトの使い方にちょっとした工夫を取り入れてみましょう。

顔まわりのシャドウでダブルの効果をねらう 

 いつもより少し念入りにベースを作ることで、驚くほど顔の印象が変わってくるはずです。茶系のフェイスパウダーを顔の輪郭に沿って、髪の生え際からあごのラインまで、濃くなりすぎないようにふんわりと入れていきます。その後、Tゾーン、Uゾーン、頬、目の下にリキッドファンデーションをのせ、顔の中心から外側に向かってていねいに伸ばしていきましょう。 顔の輪郭に沿ってシャドウをぼかすことで、小顔効果だけでなく、顔の中心が高くなったような印象もねらえます。ダブルの効果で顔の立体感がグンとアップ。顔まわりに入れたシャドウとの境目を念入りになじませるのが、きれいに見せるポイントです。

高く見せたい部分にハイライトをON 

 ベースを作るとき、欧米人に比べて低い鼻や頬を高く見せるテクニックを使うと、凹凸のある顔立ちを演出できます。鼻の先、あごの先、頬骨の上、鼻の付け根など、欧米人が高さを持つ部分にパール系もしくは白っぽいパウダーを指や筆でのせていきましょう。 こうすることで、ハイライトを入れた部分に光が反射して明るく見え、逆にそうでない部分は影になります。そのため、凹凸感が出てきて彫りが深くなったように見えるのです。ただし、つけすぎはNG。長持ちさせるため、クリームタイプのハイライトを使うのもオススメです。

やっぱり目元がいちばん大切!

欧米人風の立体感を出すなら、やっぱり目元のメイクがいちばんのポイントになります。目ヂカラの強い大きな目は、いつもおとなしいアイメイクをしている人にはちょっと抵抗があるかもしれません。けれど、顔の雰囲気がガラッと変わるので、「きちんとメイクしている」感もバッチリ出ること間違いなし。いつもと違う自分になれるでしょう。 まぶたの上に濃いめのアイシャドウを入れ、目元に陰影を与えるのが基本。まぶた全体を覆う感じで、外国人ならくぼんで見える部分にスモーキーな色のアイシャドウを入れていきます。 目元を強調させるアイメイクを施すことで、凹凸感のある表情を演出するのが目的です。切開メイクや粘膜アイラインとは異なり、大きさより立体感を意識したスモーキーアイメイクは、彫りの深い目元を作ってくれるでしょう。

技ありグラデーションで立体感アップ 

まぶた全体に薄めの色を入れたら、その下3分の2に少し濃い色、さらに下3分の1にもっと濃い色といった具合に、上から下にかけて濃くなるようなグラデーションを作ります。このとき、目尻のほうが幅広くなるように、色を重ねていきましょう。 平坦な印象からグッと広がりのある目元になるので、立体感が際立ちます。アイシャドウの色はきちんとなじませて、きれいなグラデーションを作るのがポイント。グレーやブラウンなどのダークカラーを使って、スモーキーに仕上げましょう。

さらに立体感を出すアイメイクとは?

さらに立体感を出すために、もうひと工夫。上まぶたの全体ではなく、両脇だけに濃いめにアイシャドウを入れます。そして、まぶたの中央部分に明るい色のハイライトカラーを置くというテクニックです。黒目の幅と同じくらいに入れて、筆を使ってきれいにぼかすのがコツ。下まぶたも同様にすると、より効果的です。 あとは、いつものようにアイラインやマスカラをプラスして完成です。ブルーやグリーン、パープルなどの個性的な色に、メタル感のあるハイライトカラーを合わせるような「目ヂカラ全開メイク」もオススメ。まぶたの中央に光るアイシャドウを置くことで、目の形を立体的に大きく見せることができますよ。

メイク用の筆を使って細かいニュアンスを表現

立体的な目元を演出するスモーキーアイメイクでは、きれいなグラデーション作りが鍵になります。アイメイクをするとき、アイシャドウパレットの付属チップを使うだけではうまくいかないことも。また、指先だと、細かい部分に上手に色をのせられない人も少なくないでしょう。 そんなときは、メイク専用の筆が役立ちます。チップや指先ではなかなか表現できない、ニュアンスのある目元を作ってくれます。

使い勝手バツグンの平筆

平筆とは、毛の部分が平らなブラシのこと。まぶた全体に色を均一にのせられるので、きれいなグラデーションに仕上がります。また、筆先も平らになっているため、色をのせるだけでなく、パウダーやクリームタイプのアイシャドウでアイラインを引きたいときにも大活躍。平筆をひとつ持っておくと、いろいろ使えて便利です。

コシのある馬毛やリス毛

馬の毛やリスの毛を使ったブラシは、コシがあるのが特徴。アイシャドウをまぶたにしっかりフィットさせることができます。ふんわり広げるより、細かい部分に色をのせたり、デザインしたりするのにぴったり。初心者さんにも使いやすいでしょう。

ズボラさん向け!時間がなくてもできる立体アイメイク

筆をいくつも使い分けたり、アイシャドウをていねいにつけたりする時間がない……! そんなときにオススメなのが、もっと簡単な立体アイメイク。まぶた全体にアイシャドウを入れた後、まぶたの中央にハイライトカラーをちょこんと置くだけの方法です。 筆を使わず、指先でつけてもOK。初心者さんには、ブラウン系やグレー系など、落ち着いた色味がオススメです。赤系やピンク系のアイシャドウを使えば、かわいい仕上がりになるでしょう。ハイライトカラーは光を反射させて立体感を出すのが目的なので、白っぽい色もしくはパール入りのタイプを選んでくださいね。

立体感のあるメイクで新たな魅力を引き出そう

せっかくのお出かけだしちょっと気分を変えたい、パーティースタイルなコーディネートに合わせて大人っぽさを演出したい……そんなときにぴったりなのが、外国人風の顔立ちに近づく立体感メイクです。いつもよりちょっぴり時間はかかるかもしれませんが、彫りの深い作り込んだメイクは新たな魅力を引き出してくれるはず。 メイクが完成したら、写真を撮ってSNSにアップするのもいいですね。普段はナチュラルメイクという人も、たまにはちょっと冒険して、立体感のあるメイクに挑戦してみてはいかが?

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