花粉で目がかゆい！目をこすることで起きるデメリットとは？
毎年春先になると、花粉症の人は憂鬱な気分になりますよね。花粉症には鼻水やくしゃみなどさまざまな症状がありますが、中でも「目がかゆくてこすりすぎてしまう」という悩みを多く耳にします。
実は、この目をこするという行為には思っている以上のデメリットがあるのです。
目をこすりすぎると色素沈着が起こる？
目をこすりすぎると充血して赤くなったり腫れてしまったり、女性の場合はアイメイクが落ちてしまうなどさまざまなデメリットがあります。さらに、目をこすりすぎることで色素沈着が起こってしまう可能性があるのです。
頻繁に目をこするなど皮膚に物理的な刺激を与え続けると、メラノサイトと呼ばれるメラニン色素を作り出す細胞が活性化して増加してしまうと言われています。増加したメラニン色素が沈着すれば、目の周辺がくすんで見えたり、クマのように見えたりしてしまうことがあります。
花粉を予防して目をこすらないことが第一！
目元の色素沈着を予防するには、花粉によるかゆみをセーブして目をこすらないようにするのが第一です。花粉が気になる季節になったら、専用のマスク等でしっかり花粉をガードするのはもちろん、かゆみが気になるときには目薬を使用するなどして対処しましょう。
マスクだけでなくメガネや帽子を着用したり、最近では花粉防止用のゴーグルを付けたりする人も増えています。家の中に極力花粉を極力花粉を持ち込まないように、帰宅時には衣類や髪の毛についた花粉をはらうようにしましょう。室内なら、冷やしたジェル状のアイマスクで一時的にかゆみを抑える方法もあります。
インターネットでリアルタイムの花粉飛散情報をチェックして、花粉の多い日の外出を控える目安にしている人もいます。
アイメイクにも配慮を！
花粉症の時期にはどうしても目をこすることが多くなるので、できるだけそれ以外の刺激を与えるのは避けるように心がけてください。
例えば濃いアイメイクを落とすために毎日目の周りを強くこすってクレンジングしているという人は、落ちにくいアイメイクを控えたり、乳液タイプやクリームタイプなど低刺激のメイク落としを使用したりすることもおすすめです。
色素沈着してしまった場合はメイクでカバー
すでに色素沈着していて気になっているという人は、メイクで上手くカバーしましょう。上手にカバーするコツは、ファンデーションを厚塗りするのではなく、カラーコントロール効果のある下地をきちんと塗ることです。
ファンデーションは、カバー力の高いリキッドファンデーションをセレクトするのがベターです。それでも気になる人は、ファンデーションを塗った上にコンシーラーを重ねてみてください。
花粉症シーズンは目の周りの色素沈着に要注意
花粉症の季節は鼻水やくしゃみだけでなく、目の周りの色素沈着にも注意が必要です。
一度色素沈着してしまうと改善が難しいので、目をこすりすぎないように気を付けましょう。
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