花粉で目がかゆくてもこするのはNG?
花粉症のシーズンになると発生するのが「目のかゆみ」。
しかし、目がかゆいからといってこすってしまうと、目の周辺の色素沈着やたるみ、しわ、クマなどの原因になる可能性があります。
目をこするといろいろなデメリットが!
目がかゆいときにごしごしこすりすぎてしまうと、女性にとっては耳の痛いさまざまなデメリットがあります。
まず、目をこすりすぎると外部刺激によってメラニン色素を生成するメラノサイトが活性化し、メラニン色素が増加して色素沈着が発生しやすくなると言われています。目元の色素沈着はクマができているように見えたり、顔全体がくすんで見えたりすることがあります。摩擦による刺激によって目元がたるんだり、しわができたりすることもあるようです。アンチエイジングを心がける女性にとって、目をこするという行為は想像以上にリスキーなのです。
目をこするとさらにかゆみが増したり、場合によっては角膜を傷つけたりする可能性もあります。汚れた手でこすったり、マスカラやアイシャドウなどの化粧品の成分が目に入ったりすると、炎症やアレルギー症状につながる危険性もあるので要注意です。
タオルで冷やしてかゆみを鎮静
目のかゆみが気になるときは、冷やしたタオルで症状を和らげるようにしましょう。
かゆみが発生しているときは、炎症によって目元が熱を持った状態になっていることが多いです。冷水で濡らしたタオルを目の上にのせて冷やすと一時的に血管が収縮して、かゆみが落ち着く可能性があります。また、かゆみに効く目薬やジェル状のアイマスクを使用しても良いでしょう。
ただし、菌に感染していたり他の目の病気によってかゆみが発生したりしている場合は、冷やすだけでは安心できません。眼科を受診して適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
目がかゆいときはアイメイクを控えめに
特に花粉症のシーズンは、目元のコンディションが乱れがちになる時期なので、アイメイクは控えめにするのがベターです。化粧品に含まれている成分で目に刺激を与える場合があります。濃いアイメイクを無理に落とそうと、クレンジングのときに目元を強くこすったりすることも避けたいものです。
また、季節の変わり目でもあり、肌が敏感になっていて乾燥しやすい時期でもあります。目元の乾燥によってかゆみが生じる場合もありますので、アイクリームなどでしっかり保湿するようにしましょう。
目はとてもデリケート
目はとてもデリケートなパーツです。間違った方法で症状を悪化させないためにも、かゆみが気になる場合は適切な方法で対処するようにしましょう。
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