目の乾燥はなぜ起こる? 目のうるおいをキープするセルフケアとは
目の乾燥をそのまま放置しておくと、ドライアイなどの病気につながることもあるため注意が必要です。
目を乾燥させてしまう原因はさまざまですが、パソコンやスマホの長時間使用や、空気の乾燥などが原因になることが多いようです。
目が乾燥する原因は?
目が乾燥する原因には以下のようなものが考えられます。
- パソコンの長時間使用 パソコンやテレビ、スマホなどのモニター画面を長時間見続けていると、自然とまばたきの回数が減ってしまうと言われています。まばたきの回数が減ると目を保湿してくれる涙の分泌量が減ったり、涙が蒸発したりして目が乾燥してしまいます。仕事で一日中パソコンを使用している人は要注意です。
- 空気の乾燥 空気が乾燥すると肌が乾燥するように、目の表面も乾燥してしまいます。特に冷暖房の効いた部屋に長時間いるときは、室内が乾燥しているので注意しましょう。
- コンタクトレンズの使用 コンタクトレンズを長時間着用していると、角膜へ涙が十分に行き渡らなくなり、それによって目が乾燥しやすくなります。
- ストレスによって自律神経の働きが乱れると、涙の分泌量が減少して目が乾燥しやすくなると言われています。
目の乾燥を防ぐために取り入れたい習慣
目の乾燥を予防するために、以下のようなことを意識してみましょう。
- まばたきする回数を増やす まばたきの回数を意識的に増やして、涙の分泌量を増やしましょう。パソコンを長時間使用するときは、1時間使用したら10分程度の休憩を挟んで目を休めるのがおすすめです。
- 目を温める 目を温めて血行を促進することで、目の疲れを癒して乾燥を防ぐことができます。レンジで温めたホットタオルなどをまぶたの上にのせて温めてみましょう。
- 空気の乾燥を防ぐ 目の乾燥を防ぐために、空気が乾燥しないように気を付けましょう。空気が乾燥していると感じたら、加湿器などで室内の湿度をコントロールしてください。夏や冬には、冷暖房の過度な使用も避けるように。
- 目薬を使う 目が乾燥したときは、涙と同じ成分を配合した目薬で目を潤してあげましょう。
乾燥が続く場合は眼科の受診を
目の乾燥を放置していると、ドライアイなどの疾患に発展する可能性もあるので要注意です。強い痛みや違和感、かゆみなどを感じて、市販の目薬を使用しても症状が改善されないときには、眼科で診断してもらうのが良いでしょう。
症状が強い場合やなかなか症状が改善されないという場合、目の表面に傷がついてしまっている危険性もあります。
まとめ
目の乾燥は「ただの乾燥」と放置せずに、適切に対処しましょう。
日ごろの生活で工夫できることもありますが、症状が改善されない場合は眼科で相談するという方法もあります!