目の下のたるみ対策に! いますぐできる目袋の解消法とは?
目の下にいつの間にかできている目袋。「鏡を見るたび気になるけど、どうしたらいいのかわからない」という女性も多いはず。
目袋を解消する方法があればぜひ実践したいですよね。今回は、今すぐ始められる目袋の解消法をお伝えします。
目袋って何? 解消法はある?
目の下のふくらみを目袋といいます。この、ふくらみの下が影になりクマのように見えてしまいます。目の下に、たるみやクマがあるとどうしても暗い印象になりますよね。
すぐに始められ、効果が期待できる目袋解消法はツボ押しマッサージ。目の周りの筋肉(眼輪筋)の疲労を癒す3つのツボ「承泣」「四白」「太陽」を押して目袋解消を目指しましょう。
まず承泣は、まっすぐ前を向いた時の黒目の真下の骨の縁にあるツボ。人差し指の腹を使ってゆっくりと押しましょう。
承泣の真下にあるのが四白。小鼻の横の位置で、骨が少しくぼんでいるところです。人差し指の腹を使い少し上向きに力を加えながら押しましょう。
最後の一つの太陽は、眉毛の外側とこめかみの間にあります。指で押さえて口を動かした時、筋肉が動くところが太陽。そこを親指で気持ちいいいと感じる程度に力を込めて押すとよいでしょう。
いずれのツボも2~3回を目安に押しましょう。押す時に息を吐き、離す時に息を吸う呼吸法を取り入れると、より良い効果が期待できます。
アイクリームや専用の美容液で乾燥を防いで目袋解消を目指しましょう。保水力の高いヒアルロン酸やコラーゲンなどが配合された美容液で肌のうるおいをキープ。
肌のハリ・弾力を支えるコラーゲンを作り出す繊維芽細胞の活性化が期待できるビタミンC、レチノール、プラセンタが含まれた美容液でのケアもおすすめです。
目袋ができてしまう原因とは
目袋は、眼窩(がんか)脂肪が前に出てくることで作られます。
また、目の下の皮膚がたるんで目袋の状態になることも。眼窩脂肪は、眼球を包むクッション材のような役割を担っています。目の周りの筋肉(眼輪筋)や眼球を支える組織(じん帯)がゆるむと、眼球が下がり、その重みで眼窩脂肪が押し出されるため、下まぶたがふくらみ目袋となるのです。
目の下は皮膚が薄く、たるみが目立つ箇所です。たるみは、年齢とともに水分を保持するヒアルロン酸やコラーゲンが減少し、肌の弾力性がなくなることで起こります。
また、パソコンを長時間使ってまばたきの回数が減ると、目の周囲の筋肉が衰えて、たるみの原因となることも。他にも、油分の多い化粧品に含まれる、流動パラフィンという成分がたるみにつながることもあります。
目袋と涙袋は何が違うの?
目袋と涙袋……よく似た言葉ですが、いったいどのような違いがあるのでしょうか。
涙袋とは、下まぶたのまつ毛の生え際に沿ったふくらみのこと。ふっくらとした涙袋はチャームポイントとして好まれる傾向にあります。
一方、目袋は眼窩脂肪の突出や皮膚のたるみによりつくられるので、老けた印象を与えてしまうことが多いようです。涙袋に憧れる女性は多いですが、年齢とともに涙袋がたるみ目袋に変化してしまうことも少なくないので、適切にケアし、たるみやしわの解消を目指すことが大切です。
まとめ
年齢や筋肉の衰えとともに少しずつ変化する目元。
魅力的な目元を維持するには、毎日のケアが欠かせません。ツボ押しや美容液でしっかりケアして、たるみの解消を目指しましょう。