いつもと同じはNG!メガネやサングラスが映えるアイメイク術とは?
さまざまなデザインを楽しめる、メガネやサングラスなどのアイウェア。メガネをかけているからメイクは手抜き……それでは、せっかくのアイウェアが引き立ちません。
メガネやサングラスをつけるとき、アイメイクもいつもと同じではNGです。 欧米では、アイウェアでもしっかりアイメイクを楽しむことが多いもの。アイウェアのデザインや色に合わせてメイクを施し、トータルコーディネートとして楽しみます。
そんな欧米の女子をお手本に、メガネやサングラスに合わせたいメイク術をご紹介します!
アイメイクはアイウェアとのバランスが肝心
おしゃれなデザインのアイウェアが多いせいか、海外ではファッションの一部としてアイウェアを取り入れている人が多く見られます。
そして、メガネ女子もしっかりアイメイクを楽しみます。 レンズの奥にのぞくきれいな目元は、むしろメガネをしていない女子よりキレイなくらい。まるで、アイウェアに他人の目が行きやすくなるだけ、目元に注目されることを知っているかのようです。
かといって、何事もやりすぎは厳禁。加減がわからず、ゴテゴテにメイクした目元では、アイウェアが映えないだけでなく全体の印象までマイナスになってしまいます。
アイメイクは、アイウェアとのバランスが肝心です。どんなふうにメイクをしたらよいのかは、欧米の女子にとっても悩みのタネ。
女性誌や女性向けウェブサイトで、そんなメガネ女子向けのメイク術が紹介されることもあります。
アイウェアはセクシー?
メガネになんとなく野暮ったいイメージを持っている人もいるかもしれません。特に老眼鏡と聞くと、一気に年齢を感じてしまうことも……。
一方の欧米では、アイウェアにそうした偏見は少ないようです。老眼鏡も「リーディンググラス=読書用メガネ」などと呼ばれ、年齢を意識させるようなことはありません。
薄暗いレストランでメニューを選ぶとき、バッグからサッとリーディンググラスを出してかける仕草など、むしろ大人の色気すら感じさせるもの。アイウェアは、セクシーな大人のアイテムにもなるのです。
メガネ美人に見せるメイクテクニック
メガネをつけるとき、アイメイクはメガネのデザインを優先させましょう。メガネのデザインや色に合わせたメイクをするのが基本です。
そして、派手なアイメイクを避けるのも大事なポイント。ノーメイクはNGですが、逆に目元を盛り過ぎるのもNGということですね。
メガネが派手なら目元はヌーディーに 派手な色のメガネやサングラスなら、アイメイクはヌーディーな雰囲気に仕上げましょう。アイメイクもカラフルにすると、アイウェアのデザインとケンカしてしまい、バランスが悪くなってしまいます。
ベージュやブラウンを使った控えめカラーで、肌の質感を意識したアイメイクがオススメです。しっとりとしたマットな質感、ツヤのあるヌーディーな目元は、アイウェアのデザインを生かし、グッとおしゃれに見せてくれるはず。
アイウェアのフレームと眉の関係
ひと昔前は、大ぶりなサングラスのラインを生かすため、濃い眉を剃ってしまう人もいたようですが、さすがに最近ではもっとナチュラル思考になってきました。
それでも、眉は細めに仕上げる欧米女子が多く見られます。 アイウェアをつけるときの眉は、フレームに合わせたラインを意識しましょう。ポイントは主張しすぎないこと。
フレームが直線なら眉もまっすぐに、ゆるやかなカーブを描いているなら眉もやさしい丸みのあるラインに仕上げると自然になじみます。
マスカラは必須!でも、長さに注意
欧米女子のアイメイクにマスカラは必須です。ファンデーションはつけずとも、マスカラだけはしっかり塗って、ただでさえ濃く長いまつげを強調させるのが、欧米女子のメイクの基本。
ただし、メガネ女子はちょっと注意が必要。マスカラがレンズについてしまうと、せっかくのメイクもメガネも台無しになってしまいます。
メガネにつかないよう、長さは控えめに。濃さを意識したマスカラ使いで、陰影のある目元を作りましょう。
クリームタイプのアイシャドウがオススメ!
粉っぽい仕上がりのアイシャドウは、メイクをした後でもちょっとしたことでレンズにつきやすいもの。スプレータイプの化粧水を吹きつけたり、きれいなスポンジでメイクの上から押さえたりして、アイシャドウを肌に密着させるようにしましょう。
クリームタイプのアイシャドウなら、粉飛びすることなく肌に密着するので安心です。
サングラスを引き立てるメイクのポイントは?
色つきレンズのサングラスで目元がすっかり隠れるからと、アイメイクをせずに出かけるのはNG。レンズの色が薄いタイプだと目元が透けて見えるうえ、サングラスを外した目元がノーメイクでは顔の印象がぼやけます。
とはいえ、濃くて重すぎるアイメイクではサングラスと合わず、アンバランス。 全体的にはナチュラルな仕上がりを意識しつつ、アイラインをピリッときかせて目元の印象を引き締めましょう。
上まぶたのアイラインは少し長めに。目尻を跳ね上げるイメージでくっきりと。サングラスから透けて見える目の輪郭がはっきりするので、サングラスに負けない強い目元を演出できます。
アイウェアの主張が強いときはリップで調整
主張が強いアイウェアにナチュラルなメイクを合わせると、アイウェアだけが目立ってしまうこともあります。いくらおしゃれのポイントでも、例えばアイウェアを外したとき、あまりに没個性的な印象ではNGです。
そんなときは、唇メイクにアクセントをおきましょう。 リップラインをしっかりと描いたり、リップの質感をグロッシーに作り込んでみたり。欧米女子の定番は、やっぱり色白な肌に際立つ深紅の口紅です。おしゃれ上級者は、紫や白といった個性的なリップカラーにすることも。 日本人の肌の質感なら、リップラインを強調させるスタイルがいいですね。
メガネを外してもキレイを目指しましょう。
90年代にヴィンテージ、個性的なアイウェアにも注目!
手持ちのアイウェアに飽きてきたら、アイテムを増やすいい機会です。そんなときは、ちょっと冒険して個性的なデザインを加えてみませんか?
流行は繰り返すとよくいわれますが、まさにそのとおり。最近では90年代を彷彿とさせる、ヴィンテージ感のあるデザインがモードです。海外の各ブランドからもそんなモードを意識したアイウェアが登場。
メガネ女子、サングラス女子の遊びゴコロを満たしてくれるデザイン性の高いものが出ています。
日本の女子はどう取り入れるべき?
欧米人に比べてはっきりとしないアジア人の顔立ち。顔の凹凸が少ないので、どこか大人しめな印象です。
そのため、個性的なアイウェアをつけると、その強烈なスタイルに負けてしまう可能性もあります。 デザイン性の高いアイウェアを選ぶときは、カラーもカタチもと欲張らずに、どれか1点勝負でチョイスするのが無難でしょう。
例えば、個性的なデザインのアイウェアならブラックやブラウンなど落ち着いた色のものにする、派手なカラーならデザインは抑えめにする……など、上手にバランスをとるといいですね。
こだわりメイクでアイウェアをもっと楽しもう!
アイウェアをつけたとき、アイメイクをおざなりにしていませんか?
メガネやサングラスで目元が隠れるからとアイメイクを適当に済ませていては、メガネ美人とはいえません。アイウェアとアイメイクはバランスが大切。メガネやサングラスを引き立てるメイク術をマスターして、アイウェアをもっと楽しみましょう。
日本でも最近、度の入っていない「伊達メガネ」をファッションの一部として取り入れている人もいますね。目が悪いからメガネをしているという先入観は、もう過去の時代のものといえるのかもしれません。
アイウェアをおしゃれに生かして、ドキッとする目元を演出しましょう!